GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

今年の大津出演公演一覧(サボっちゃってすみません)

大変ご無沙汰しております。皆様お元気でしょうか?このブログも更新をずっとサボっておりまして申し訳ございませんでした。今回の更新の一つ目の目的は、4月16日に開催した北のソロリサイタルの配信用動画をYouTubeにアップしたので、その告知でございます。そしてもう一つは、今年の大津の出演公演を、振り返りを含めて一覧にしておこうと思います。大津佐知子のサポーターの方々は是非ご参考になさってください。

まずは、北のソロリサイタルの配信動画のご案内。中学音楽教科書に掲載された名曲をご紹介したこの演奏会、テーマにふさわしく、曲の背景などの解説テロップや、クイズ大会のMCなども加えて仕上げましたので、お時間のある時に是非ご覧ください。前編・後編に分けておりますので、2~30分くらいでご覧いただけます。

前編こちら↓

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後編こちら↓

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続いて、2021年の大津の出演公演をご紹介。コロナ禍の中、様々な制限を乗り越え、主催者の方々が知恵を絞りながら実現した、あるいは実現に向けて準備を進めている公演の数々。今後の公演が予定通り開催されることを祈って、ここに掲載しておこうと思います。皆様も是非お手元の手帳にメモください。

 

3月23・24日 ブルーアイランド版「こうもり」(中央区日本橋公会堂)

ゾンビは出るわトゥーランドットは出るわ吸血鬼は出るわ美空ひばりは出るわ、これを「こうもり」と呼んでいいのか若干迷うブルーアイランド版「こうもり」、逆に、恐らくは初演の頃の世紀末ヨーロッパのボードビルの雰囲気はこうだったのじゃないかな、というごった煮エンターテイメント、大津は「これがなかったらもう『こうもり』とは言えない」という最後のラインを守るポジションの一人、アデーレを、ハチャメチャを加えながらもしっかり端正に歌いきりました。

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観劇した大津の娘の感想イラスト。見た人には分かるここでしか見られないぶっとびアデーレ。

 

5月8日(土)東京シティオペラ協会「イタリアを歌う」(ツイキャス配信公演)

直前に緊急事態宣言の発令があり、急遽配信公演となってしまったコンサート。大津はドニゼッティ「真夜中に」(ポジリポの夏の夜より)と、プッチーニ「ある晴れた日に」(蝶々夫人より)を歌いました。英米ものや日本語歌唱が多く、久しぶりのイタリアものでしたが、ニューヨークでオペラの勉強をしていた時、「あなたはアジア人なのだから、蝶々夫人トゥーランドットは必修だよ」と言われて以来の大切なレパートリーを、大事に歌いあげました。

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配信画面からのスクショ。配信ってこういう形で視聴者の手元に残るんだよねぇ。

 

7月10日(土)山田武彦と東京室内歌劇場Vol.6(トッパンホール)

昭和歌謡を天才的な解釈とアレンジでお届けするこのシリーズにまた出演させていただきます。

 

9月18/19日 江東オペラ「カルメン」(全幕オケ付き上演)フラスキータ役 詳細未定

「『カルメン』はミカエラよりフラスキータが断然面白いと思う」と常日頃言っている大津が念願の役を歌います。

 

10月25日(月)夜 コンサート(詳細別途発表いたします)

12月23日(木)コンサート(新潟にて。詳細別途発表いたします)

 

今後の予定がなかなかはっきりしない今日この頃でありますが、ワクチン接種の進展含め、次第に光明が見えてきている感じがします。明けない夜はない。また客席の沢山の笑顔と出会える日を信じて、日々精進に励みたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。