GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

本当に久しぶりの主催公演のご案内です!!

皆様、大変大変ご無沙汰してしまい申し訳ございません!

こんな情勢下でも、大津の出演舞台はコンスタントに開催されており、この4月にも、江東オペラの4月23日「カルメン」でのフラスキータ、4月24日の東京室内歌劇場のジプシーバイオリンとの共演コンサートなど、様々な本番舞台が控えております(チラシなど、下に掲載しておきます)が、肝心のGAGとしての主催公演の方はなかなか開催できずにおりました。今年は、例年開催しております北のソロリサイタルに加え、本当に久しぶりに、GAGの本公演を開催する計画でおります。本日は、そのソロリサイタルのご案内を中心に、久しぶりのブログの更新となります。

 

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昨年の4月に開催したこのソロリサイタルのシリーズ、お客様を10名に限定してのコンサートでしたが、今回は、最近のイベント規制緩和を受けて、お客様を倍増、20名を上限としての演奏会となります。もちろん、今後のコロナ感染状況によっては、再度人数制限や延期も考慮しますが、現時点では、上限50名のキャパの会場を4割埋める形で、十分に感染対策を取った形での上演を予定しています。

今回のテーマは「道化師、あるいはサーカスを巡って」。バスバリトンの歌い手さんなら、「ああ」と納得されるかもしれませんが、もともとは、レオンカヴァッロの「道化師」の冒頭、前口上のアリアを歌いたい、という所からスタートした企画です。でも、この「道化師」というテーマ、意外と奥が深いんですね。

「道化師」つまり、ピエロ、というのは、もともとは、16世紀ごろにイタリアで生まれた、「コメディア・デラルテ」という大衆演劇の形式から生まれたキャラクターだそうです。この「コメディア・デラルテ」では、ストックキャラクター、と言われる定型の登場人物たちが、シチュエーションに合わせた即興芝居を繰り広げる。このストックキャラクターには、ペテン師だけど頭が良くて憎めないアルレッキーノ、自分の戦場での活躍を自慢ばかりするけど実は臆病者のカピターノ、恋する若者インモラーティ、その召使で頭のいいコロンビーナ、コロンビーナに言い寄るパンタローネパンタローネと共に登場するお医者さんのドットーレ、といった様々な人物類型がいて、このアルレッキーノパンタローネが、道化師ピエロの原型と言われているのだそうです。

でもこの登場人物たちを眺めると、有名なオペラ・ブッフォの登場人物に重なるキャラクターが結構いる気がする。「フィガロの結婚」「セヴィリアの理髪師」のスザンナとフィガロカップルは、そのまま、コロンビーナとアルレッキーノカップルに重なるし、「愛の妙薬」のインチキ薬売りドゥルカマーラと、主人公の恋路を邪魔する軍曹ベルコーレは、ドットーレとカピターノの焼き直しのように見える。パンタローネを思わせる色ボケの老人が若くて賢いコロンビーナやインモラーティに言い寄る構図は、「フィガロの結婚」や「ドン・パスカーレ」にも見られるオペラ・ブッフォの典型的な構図のように見える。

コンサートでは、道化師やサーカス、というテーマに沿った有名なアリアや二重唱、日本歌曲などと共に、毎回お客様と一緒に盛り上がるクイズ大会も企画しています。リヒャルト・シュトラウスプッチーニのオペラにまで影響を与えたと思われるこの「コメディア・デラルテ」の歴史にも触れながら、19世紀から20世紀の様々な芸術作品に取り上げられ、人々に笑顔を届けるために汗を流し続けた道化師やサーカスの人々に思いをはせたいと思っています。例によって早いもの勝ちの事前予約制度になりますので、興味とお暇と優しい心をお持ちの皆様は、是非是非チラシ掲載の連絡先までご一報いただけましたら幸いです。

冒頭に触れた大津の最近の舞台についても、以下に紹介しておきます。この後、8月ごろに、GAGの本公演で、大津の歌曲と北の朗読のコラボ企画も計画しております。詳細決まりましたらこのブログで宣伝させていただきます。お楽しみにお待ちください!

 

4月23日(土)ティアラこうとう 江東オペラの「カルメン」に、大津がフラスキータで出演します。

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4月20日から25日にかけて、調布のせんがわ劇場で開催される定例企画、東京室内歌劇場スペシャルウィークにて、4月24日上演のウィーン歌曲やハンガリーオペレッタのコンサートに、大津が出演します。

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今後の情報公開をお楽しみに!

今年の大津出演公演一覧(サボっちゃってすみません)

大変ご無沙汰しております。皆様お元気でしょうか?このブログも更新をずっとサボっておりまして申し訳ございませんでした。今回の更新の一つ目の目的は、4月16日に開催した北のソロリサイタルの配信用動画をYouTubeにアップしたので、その告知でございます。そしてもう一つは、今年の大津の出演公演を、振り返りを含めて一覧にしておこうと思います。大津佐知子のサポーターの方々は是非ご参考になさってください。

まずは、北のソロリサイタルの配信動画のご案内。中学音楽教科書に掲載された名曲をご紹介したこの演奏会、テーマにふさわしく、曲の背景などの解説テロップや、クイズ大会のMCなども加えて仕上げましたので、お時間のある時に是非ご覧ください。前編・後編に分けておりますので、2~30分くらいでご覧いただけます。

前編こちら↓

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後編こちら↓

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続いて、2021年の大津の出演公演をご紹介。コロナ禍の中、様々な制限を乗り越え、主催者の方々が知恵を絞りながら実現した、あるいは実現に向けて準備を進めている公演の数々。今後の公演が予定通り開催されることを祈って、ここに掲載しておこうと思います。皆様も是非お手元の手帳にメモください。

 

3月23・24日 ブルーアイランド版「こうもり」(中央区日本橋公会堂)

ゾンビは出るわトゥーランドットは出るわ吸血鬼は出るわ美空ひばりは出るわ、これを「こうもり」と呼んでいいのか若干迷うブルーアイランド版「こうもり」、逆に、恐らくは初演の頃の世紀末ヨーロッパのボードビルの雰囲気はこうだったのじゃないかな、というごった煮エンターテイメント、大津は「これがなかったらもう『こうもり』とは言えない」という最後のラインを守るポジションの一人、アデーレを、ハチャメチャを加えながらもしっかり端正に歌いきりました。

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観劇した大津の娘の感想イラスト。見た人には分かるここでしか見られないぶっとびアデーレ。

 

5月8日(土)東京シティオペラ協会「イタリアを歌う」(ツイキャス配信公演)

直前に緊急事態宣言の発令があり、急遽配信公演となってしまったコンサート。大津はドニゼッティ「真夜中に」(ポジリポの夏の夜より)と、プッチーニ「ある晴れた日に」(蝶々夫人より)を歌いました。英米ものや日本語歌唱が多く、久しぶりのイタリアものでしたが、ニューヨークでオペラの勉強をしていた時、「あなたはアジア人なのだから、蝶々夫人トゥーランドットは必修だよ」と言われて以来の大切なレパートリーを、大事に歌いあげました。

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配信画面からのスクショ。配信ってこういう形で視聴者の手元に残るんだよねぇ。

 

7月10日(土)山田武彦と東京室内歌劇場Vol.6(トッパンホール)

昭和歌謡を天才的な解釈とアレンジでお届けするこのシリーズにまた出演させていただきます。

 

9月18/19日 江東オペラ「カルメン」(全幕オケ付き上演)フラスキータ役 詳細未定

「『カルメン』はミカエラよりフラスキータが断然面白いと思う」と常日頃言っている大津が念願の役を歌います。

 

10月25日(月)夜 コンサート(詳細別途発表いたします)

12月23日(木)コンサート(新潟にて。詳細別途発表いたします)

 

今後の予定がなかなかはっきりしない今日この頃でありますが、ワクチン接種の進展含め、次第に光明が見えてきている感じがします。明けない夜はない。また客席の沢山の笑顔と出会える日を信じて、日々精進に励みたいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

大変ご無沙汰の告知です!!

このブログを更新するのも本当に久しぶりになりました。ご多聞に漏れず、コロナで表現の場を奪われ、GAG団員の舞台告知を中心としていたこのブログもほぼ凍結状態。しかし最近になって、大津が所属している東京室内歌劇場の舞台活動もぼちぼちと再開しておりますし、またこのブログで色んな告知を行っていければ、と思っています。

ということで、久しぶりの告知でございます!!

来る4月16日、北のソロ・リサイタルを開催することとなりました!

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今回のテーマはずばり、「中学音楽教科書」です!!

オペレッタの悪役を中心に、割とイロモノっぽい歌ばっかり歌っている北でございますが、中学校音楽教科書が令和3年度に改訂されることを機に、一度教科書に掲載されているスタンダードナンバーに立ち返って、しっかり基礎からやりなおしてみよう、という大変真面目な企画です。ホントです。そこのあなた、信じてませんね。

もちろん、耳慣れた名曲ばかりの演奏会は楽しい、とか、暗譜しやすい、なんていう邪な意図もあるんですが、実際、今になって歌いなおしてみると、中学校音楽教科書、あなどれません。真っ直ぐ素直に基本に忠実に歌わないと一杯ボロが出る。今になって、かなり大それた企画だったか、とちょっと後悔しているのですが、既にFACEBOOKなどで告知を始めてしまったので、もう後には引けない。ということで、このブログでの告知となった次第でございます。

前回も好評だったクイズ大会もご用意しております。コロナ対策でお招きできるお客様の数は限られますし、後日、YouTubeチャンネルでの配信も予定していますが、まだお席は空いております。お時間とご興味のおありの方、中学校時代のあの懐かしい曲をまた聴いてみたい、と思った方は、是非ご連絡いただければと思います。ライブ空間をまたご一緒しましょう!

 

大津の出演コンサートのご案内とGAG団員の配信動画各種ご案内!

大変ご無沙汰してしまいましたが、皆様、暑い夏をどう過ごされましたか?中々外出もままならない日々、GAG団員の二人も、このブログでご案内してきた本番舞台がなかなか開催できず、2か月もこのブログを放置してしまいました。最近になって、そろりそろりと舞台活動が再開、以前このブログでも紹介した配信チャンネルなどでの動画配信など、いくつかアウトプット活動が増えてきましたので、今日は久しぶりに、そんな活動をご紹介したいと思います。

まずは、大津出演の演奏会のご案内。あの東京室内歌劇場の名物企画「シャンソン・フランセーズ」が劇場に戻ってきます!

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会場の密を避けるために一日二回の公演となった今回のシャンソン・フランセーズ、二回公演を逆手にとって、おなじみのあの曲は昼夜ダブルキャストでお楽しみいただけます。大津は以前歌った、ミシェル・ルグランの「双子姉妹の歌」を再び、今度は自作の日本語歌詞にてお送りします。ルグランらしいお洒落な歌の世界観を大津の選んだ日本語でより身近にお楽しみいただくべく絶賛お稽古中。そして、シャンソンの女王、バルバラのあの名曲にフランス語でチャレンジ!チケットのご用命は大津まで!!

 

続いては、GAG団員によるネットでの配信動画をいくつかご紹介。まずは、上で紹介しましたシャンソン・フランセーズの配信動画。今回の演奏会でも取り上げる、「生きる時代」をリモート演奏でお届けしています。

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そして、大津が参加しているもう一つの大事なユニット「万年筆女子会」から。こちらも12月に演奏会を開催しようと企画中なのですが、動画配信にも挑戦しています。

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大津自身が編集を行ったこの動画、自宅にあるミニキーボードの生撮り音や、各メンバーが自宅で撮った歌唱映像など、リモート動画によくある手作り感を残しつつ、井上亮さんが撮影くださった万年筆女子会の過去の演奏会のスナップ写真や、このグループらしい完成度の高いアンサンブルなど、洗練された動画となっています。再び会場で皆様と相まみえる日を願いつつ歌われる、「しゃぼん玉のキリエ」と「見上げてごらん夜の星を」、二曲のハーモニーをお楽しみいただければと思います。

 

続いては、北が開設した自身のYouTubeチャンネル、「北教之チャンネル」にアップされた二つの動画をご紹介。

 

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こちらのブログで以前ご案内した、北教之のソロ・リサイタルその弐、8月28日に無事開催にこぎつけました。会場に集まった心優しいお客様と過ごした楽しい時間を、より多くの皆様にお届けしたいと、配信チャンネルに前半部分をアップ。ライブ映像をそのまま配信するのではなく、北自身の一人ボケ突込みMCを交えて編集してみました。近日中に後半もアップしたいと思っております。前半の映像をお楽しみいただけましたら、3問のクイズの答え合わせと共に、後半の映像もお楽しみにお待ちいただければと思います。

 

もう一つの動画はこちら。

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以前からトライしてみたかった、自作の短編小説の朗読パフォーマンスに挑戦してみた動画です。合唱をやっている方なら一度は聞いたことのある定番曲、「はるかな友に」に寄せて。前半は、「そうそう、合唱団にこういうおじいちゃんいるよねぇ」という感じでちょっとニヤニヤしながら聞いていただきたいですが、後半部分に明かされるそのおじいちゃんの歌への思い。思うように歌えない今の時期の9月だからこそ、聞いていただきたいと思って制作してみました。

北教之チャンネルには、過去の舞台動画も含め、今後も様々な動画をアップしていく予定です。ご興味持たれましたら、下記の再生リストで動画一覧をチェックしてみてください!

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過去のGAG公演舞台を紹介しているGAGチャンネルもございます。こちらも是非チェックください。2006年に上演した二人芝居など、お宝映像もお楽しみいただけます!

www.youtube.com

 

こんな状況ですが、北の所属する合唱団もオンライン練習を開始したり、大津の出演舞台も少しずつ企画されています。辛い時こそ人の心を支えるのは、音楽であり、生のライブ空間だと信じて、これからも新しい企画をお届けしていければ、と思います。

 

8月、北の第二回ソロリサイタルを開催します!

まだまだコロナの影響下で、ライブなどの舞台活動は配信などを中心としたゆっくりとした再開ペースですね。GAG団員の大津と北の舞台も、7月に入って次第に手探りで再開し始めています。そんな中、本当は6月に開催するつもりだった北のソロリサイタルを、8月28日(金)夜に開催することを決定いたしました!

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2019年4月に第一回を開催したソロ・リサイタル、その時のお客様の温かな拍手が忘れられずに、今年の6月に第二回を企画していました。コロナ禍で開催できず、再開の時期を探っていたのですが、緊急事態宣言の終結を受けて、8月開催を決定いたしました。

とはいえ、感染対策を考慮し、本来であれば定員50名のサロンにお招きできるのは、10名様のみです。採算などのしがらみを考えなくて済む自分のようなアマチュア歌手が、ライブの火を守り続けないと・・・とまで大上段に考えたわけじゃないですが、やっぱり人の前で一期一会の時間を共有しながら歌いたい、と思いましたし、少人数だからかえって、ソーシャルディスタンスを確保しながらも十二分に「密」な時間を過ごせるのじゃないかな、と思っています。お客様が少ないからこその企画なども検討中です。まさにプラチナチケットです!早いもの勝ちですよ!

また、折角のライブなので、記録映像を後日、YouTubeで公開するべく、なんと、北教之のYoutubeチャンネルを立ち上げました!上記チラシにも掲載の、下記QRコードからご覧になれます!

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本日時点では、前回のソロリサイタルから2曲の舞台映像をアップしておりますが、今後、過去のSingspielerのさろん・こんさーとシリーズの動画や、オリジナルの朗読コンテンツなどを公開していければ、と考えています。

まだ本格的な舞台活動再開は難しそうな昨今ですが、それでも、音楽がなければ人は生きていけないし、表現することを諦めたくないと思っています。配信サービスや小規模なライブなどで、皆さんと何かを共有できないか、試行錯誤を続けていきたいと思います。今後ともGAGと、北教之のパフォーマンスをよろしくお願いいたします。

GAGチャンネルを開設しました!

皆さん、STAY HOMEされていますか?

GAG団員の2名が2020年に予定していた舞台は次々と中止、または延期の憂き目にあっており、このブログもどう更新してよいものだか分からず、ずっと放置状態となってしまいました。皆さんにはご無沙汰してしまって本当に申し訳ありません。

こんな状況になってしまうと、お客さまと同じ空気、同じ時間を共有したあのライブの「三密」空間が、自分たちにとってどれほど大事なものだったか、改めて実感しています。そんな思いに突き動かされて、若干無謀な試みではあるのですが、GAGの過去公演を映像で紹介する、GAG(Galleria Actors Guild)チャンネルを、You Tube上に開設してしまいました。

今日までに、限定公開動画も含め、下記の3つの動画を公開しています。無謀、と申し上げたのは、過去の公演のアーカイブがそんなに充実していない上に、ひと様にお見せできるようなクオリティに到達しているかどうか・・・という反省や後悔ばかりが先に立つ映像も多く、「これ公開すると逆にお客様失うんじゃね?」という、ちょっと悲しい現実に直面したりしておりまして・・・そういう意味でも、ライブ、という「場」で、お客様の温かい拍手や笑顔に助けられ、その「場」だからこそ盛り上がれる楽しさを味合わせていただいていたんだな、と、改めてお客様への感謝の思いを感じたりします。

とはいえ、少しでもあの「場」の空気をお届けしたい、こんな時だからこそ、ライブの空気感を少しでも皆さんにお伝えしたい、という思いで、このチャンネルを運営していきたいと思います。

 

 

→チャンネル開設のご挨拶として、2019年9月に上演した、GAG第13回公演のダイジェスト映像を紹介しております。

 

GAG第13回公演後半、大津佐知子による「ノックスヴィル 1915年の夏」全曲を公開しています。サミュエル・バーバー作曲の米国歌曲を代表する傑作、日本でも全曲を演奏した例は少ないと思います。貴重な映像、会場のお客様が思わず涙するライブ感を含めてお楽しみください。

 

GAG第12回公演前半、北教之による「南の島のティオ~星が透けて見える大きな身体~」を公開しています。大人の事情もあり、このURLを知っている方しか見られない限定公開。GAG公演の大きな柱である「南の島のティオ」朗読シリーズを、長谷部和也さんのユーモラスで幻想的なイラストと共にお楽しみください。

 

再びこのブログで、GAG団員出演舞台の告知を実施できる日が、一刻も早く訪れますように。

そして、新作舞台の映像をGAGチャンネルでご紹介できる日がきますように・・・

今は、GAGチャンネルで、過去の舞台をお楽しみいただければと思います!

今後とも、GAGをよろしくお願いいたします!

 

大津の出演舞台の告知です!

2020年が始まったかと思いましたらあっという間に半月経ってしまいました。今更でございますが、明けましておめでとうございます。このブログも忘れた頃にぽろぽろと更新してまいりますので、こんなブログがあったべかな、程度に頭の隅っこの方で覚えておいていただけると望外の喜びでございます。今年もそんな感じで生温かくよろしくお願いいたします。

さて、年明け最初のご案内は、GAG団員の一人、大津佐知子の出演舞台のご案内です。2月・3月と開催される三つの演奏会をご紹介。お時間とご興味ありましたら是非、大津までご連絡いただけましたら幸いでございます。

 

青島広志コンサート&トーク魔笛からこうもりへ』両作品名場面集

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きたる5月19・20日に上演されるブルーアイランド版「こうもり」全幕公演のプレコンサートです。ブルーアイランド版のオペラやオペレッタは、青島先生独自のアレンジやギミックがてんこ盛りで、皆さんよくご存じの「こうもり」だと思って聞きに来たら足元をすくわれます。心してお出かけくださいまし。大津はアデーレ役として登場。あの有名なアリエッタを2つとも歌います。昼夜両方出演です。

 

◆はく・あ・ぽこ“Happy Valentine's Night!!”

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大津の出身校である盛岡一高の同級生、ピアニストの森知英さんとのジョイントコンサート。2019年1月に第一回を開催したこのコンサート、お客様からの熱い再演のご要望を受け、ヴァレンタイン・デーに第二回を開催することとなりました。ヴァレンタイン・デーにちなんだピアノ曲、歌曲をお届け、ということで、大津は、以前出演した「幽霊屋敷」で勉強したポーランド語の歌曲、それもショパン作曲の歌曲に挑戦します。ショパンコンクールのディプロマである森さんのピアノソロもお楽しみいただけます。

 

◆PAS C'EST LA! ~エツコの夢は夜ひらく~

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パセラリゾーツというカラオケボックスに集い、シャンソンを歌い飛ばす集まりに来ませんか、と、シャンソンフランセーズの主催者田中知子さん(とももさん)に声をかけられた大津、行ってみればシャンソンだけでなく、昭和歌謡もアニソンもミュージカルもももクロも何でもありのカオスの時間。そんな時間を何度か過ごすうちに、ある日とももさんから、「これかぶってみて」と言われて青い髪のウィッグを渡され、割とそういうのが嫌いじゃない大津がかぶってみればいつのまにか「パセラ!」というグループの一員としてこんな姿の写真入りのチラシが出来上がっていた、という謎のコンサート…クラシックだけじゃ我慢できないピアニストと歌い手たちが繰り広げるビックリ箱。記念すべき第一回コンサートが、あのアルテリーベを4色に染め上げます。

 

4月以降も、東京室内歌劇場での活動を中心に沢山の舞台が予定されています。またご案内させていただきます!2020年もGAGをよろしくお願いいたします!