GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

Singspielersのさろん・こんさーと、無事終演いたしました!

このブログもすっかりご無沙汰してしまい申し訳ございません。今年の出演舞台の予定など、いいタイミングでアップしようと思っているうちに、ずんずん時が過ぎてしまい・・・気が付けば更新が2か月以上滞ってしまいました。これではまるで、すっかり活動休止状態になってしまった演奏団体のよう・・・いえいえ、GAG団員はそれぞれに、相変わらず活発に活動しております。ということで、まずは、先日5月14日に無事終演いたしました、Singspielersのさろん・こんさーと(Act.3)の報告から。

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終演後、出演者の集合写真。本当に気の置けない仲間たちです。

 

今回のさろん・こんさーと、テーマは、「オペレッタの中の”ラ・ボエーム”」。プッチーニの「ラ・ボエームももちろん大好きなのだけど、パリに生きるグリゼットたちをモチーフにしたオペレッタも大好きで、「グリゼット」というキーワードで、大好きな曲をいっぱい歌いたい、というのが今回の企画の動機。

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19世紀末から20世紀初頭のパリで懸命に生きた、働く女性の先駆け、「お針子=グリゼット」たち。魅力あふれる彼女たちの生きざまを描いたオペラやオペレッタを追いかけていくと、その先には、「レ・ミゼラブル」のファンテーヌが現れたり、あるいは大正時代の東京を彩ったモダンガールたちの蠱惑的な微笑みが立ち昇ったりする。突き詰めていくとキリのない題材で、必然的に素晴らしい楽曲もいっぱいです。北の個人的な感想を言えば、ずっと前から一度は歌ってみたかった、「ラ・ボエーム」の四幕冒頭、ロドルフォとマルチェッロの二重唱を歌うことができたのが本当に嬉しかったです。

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最後の曲、カールマンの「カランボリーナ・カランボレッタ」では、お客様の手拍子をいただいて盛り上がりました。

 

いつものように、ワインとおつまみを出しての第二部では、余興、ということで、お世話になっているピアニストの田中知子さんのご厚意で、田辺いづみさん訳詞のシャンソンフランセーズの定番曲を歌わせていただき、これが大ウケ。

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映像を見たら、ああ、あの曲か、と分かる人はわかりますね。(北が自分で吹き出しそうになっておりますが・・・)

 

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第二部の最後には、出演者とお客様で「オー、シャンゼリゼ」を大合唱して終演。何のかんの言って、歌っている当人たちが一番楽しんでいたかもしれません。

 

自分が歌っている動画を見たりすると結構冷汗が流れたりするくらい、全然ヘタッピイで反省しきりなんですが、その割に懲りることなく次の企画も考えていたりします。Singspielersのさろん・こんさーとのシリーズは、まだまだ続きます。今回ご来場くださった皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました。そして、次回をお楽しみにお待ちください!

 

さて、投稿が滞っていたので、近日中に、今年のGAG団員の出演舞台の情報を一気に公開したいと思います。今年もがっつり盛りだくさんで参ります!今後ともGAGをよろしくお願いいたします!