大津出演舞台「シンデレラ」のご報告と今後の活動予定
GAG本公演のご報告から、ずいぶんご無沙汰してしまいました。地球の反対側でサンバが盛り上がったり、台風が次々と来襲したり、マリオが安倍首相になったり、色々と盛りだくさんなこの夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、ご無沙汰しておりますうちに、GAG団員の大津佐知子の舞台が一つ、無事に終了。そして、先般ご案内いたしました、9月の2つの本番に向けて、いよいよ稽古も盛り上がってきたところです。今日は終演いたしました「シンデレラ」の舞台の報告を中心に、今後の活動予定をざっとご紹介させていただきます。
王子様役の佐藤圭さんとの二重唱。
渋谷エレクトーンシティで開催された、東京シティオペラ協会公演「シンデレラ」。赤塚博美さんの色彩豊かなエレクトーン伴奏と、金子渚さんのエッジの効いたクラビノーバ、そして、全体を端正にまとめた横山奏さんの指揮と、マスネの音楽の魅力をストレスなく楽しめる素晴らしい伴奏陣に支えられ、大津はタイトルロールの「シンデレラ」を演じました。
よく知られた「シンデレラ」の物語ですが、マスネの音楽は単なるおとぎ話にとどまらず、苦しい現実の中でも、希望を捨てず、夢見る心を忘れないシンデレラの強い意志を陰影深く描きます。愛に餓えた王子の苦悩など、主人公二人の心の内面を深く描きながら、継母とシンデレラの実父のいさかいなどのコミカルなシーンは徹底的にコミカルに。シンプルで分かりやすい日本語訳詞の力も相まって、お子様にも楽しめる充実感あふれる舞台となりました。
お姫様バージョン。
9月のオペレッタ公演で共演する子役のお嬢様がお母様と見に来てくださって、先日、大津にこんなイラストをプレゼントしてくれたそうです。
お姫様バージョンの大津シンデレラのイラスト。
「わたしもいつかさちこさんみたいになりたいです」と書いてくれた小さなファンからのファンレターに大津感涙。これからの活動の励みになる、素敵な公演になりました。
さて、2016年の大津の活動予定は、下記のようになっております。お問い合わせなどは、下記のGAGの連絡先まで。
・9月11日(日)14時~ 於 練馬文化センター大ホール
カールマン作曲「マリツァ伯爵令嬢」(ガレリア座 第28回公演):タイトルロール マリツァ伯爵令嬢
・9月20日(火)19時~ 於 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
シャンソン・フランセーズ(東京室内歌劇場コンサート)
・11月12日(土)13時30分~ 於 渋谷ラトリエ
「恋と哲学、ときどき妖精」~シェイクスピアとゲーテに寄せて~(万年筆女子会コンサートVol.1)
・12月23日(祝) 於 自由が丘オペラハウス
オペラになったビートルズ