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GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

児童合唱にウルウル

連休も終わり、清々しい天候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。二人しかいないGAG団員の舞台活動をご紹介しているこのブログ、本日は、北が所属している合唱団麗鳴の、今月参加イベントの練習レポートです。

 

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これを見て、「行きたい」、と思った方、すみません、残念ながらチケットは完売だそうです。

 

御年103歳になられた日野原重明先生の講演会に、麗鳴など中館伸一先生ご指導の合唱団がゲスト出演する、というお話を聞いた時は、なんでまた、と思ったのですけど、日野原先生は、京都大学合唱団の創設メンバーの一人なのだそうですね。その縁で、今でも色々と合唱関係の活動をされていて、今年のNHK合唱コンクールの小学校の部の課題曲「地球をつつむ歌声」の作詞は日野原先生なのだそうな。

 

ということで、今回のイベントのために、この「地球をつつむ歌声」を歌う児童合唱団が組織されました。名前は「虹色メロディー合唱団」というそうです。子供たちが自分で決めた名前なんだって。そしてこの児童合唱団とその保護者の方々、さらに、中館先生が指揮する合唱団数団体が加わり、総勢約100名の合唱団がこのイベントに参加。歌うのは、「地球をつつむ歌声」(作詞:日野原重明 作曲:加藤 昌則)に加えて、「川」(作詞・作曲:苫米地サトロ)、「大空と大地の中で」(作詞・作曲:松山千春)、「BELIEVE」(作詞・作曲:杉山竜一)、の計4曲。Nコン課題曲以外は、全て三沢治美さん編曲。

 

編曲の三沢治美さんは、以前麗鳴で、三沢さん編曲のヒットソングメドレー「SORA」を取り上げたことがありました(その演出は北が担当させていただきました)。三沢さんはその演奏を気に入ってくださったらしく、カワイ出版のHPには、「SORA」の参考音源として、麗鳴の演奏がアップされています。今回演奏される3曲は、全て三沢さん描き下ろし編曲の初演演奏。初演演奏の手書きの楽譜って、なんとなく気持ちがわくわくしますね。

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 わくわく~

 

先日、児童合唱も含めた参加者全員での練習がありました。子供たちにとっては4回目の練習だったそうですけど、すごく力強い声で自信を持って歌っていてびっくり。子供ってすぐ上達するんだねぇ。今回のイベントのために結成された即席の合唱団ですから、当然、訓練され、歌い馴れた児童合唱の声ではありません。でも訓練されていない素の子供たちの歌声って、なんでこんなに胸に響くんでしょう。

 

大人の合唱団が歌う「川」は、「風のかたち」というドキュメンタリー映画の主題歌。今回の講演会で、日野原先生と一緒に登壇される、細谷亮太先生というお医者さんが主宰されている、小児がんを克服した子供たちのためのサマーキャンプを、10年以上追いかけたドキュメンタリー映画だそうです。そういうテーマを聞いて歌うと、何度も歌詞が胸に迫ってくる瞬間があって、涙声にならないように歌うのが大変。

 

「小児がんはかつては不治の病でしたが、今では治る病気だし、それを克服した子供たちは、精神的にものすごく強くなる。力尽きて天に召される子供もいるけれど、そんな仲間の分まで生きるんだ、という覚悟。難病を克服したという自信。普通の人よりももっと強い生きる力を獲得しているような、そんな前向きなパワーがある。センチメンタルに歌うのではなくて、子供たちが身に着けた『生きる力』を伝えるような演奏にしてください」と、中館先生はおっしゃいます。共演する子供たちの伸びやかなエネルギーももらって、涙じゃなくて、笑顔を、前に向く力を届けられるような、そんな演奏になるように、がんばりたいと思います。

  

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「たとえば君が傷ついてくじけそうになった時は」なんて子供たちに歌われて、ウルウルせ~へん人がおったら、それはヒトデナシやとワシは思う(T^T)。