GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

北出演のガレリア座公演の告知です!

なんと2か月もこのブログを放置してしまいましたが、もう言い訳はしません。単なるさぼりです。はい。しかし、GAG団員はしっかり活動しております。大津の年内の公演舞台は既に告知済ですが、今回の久しぶりの更新のお知らせは、もう一人の団員、北の出演舞台のご案内となります。

来年2月16日(日)、大田区民ホールアプリコ大ホールにて開催される、ガレリア座、第32回公演「サーカスの女王」に、合唱および語り役(ソロ曲なしの役者)として出演いたします。

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カールマンのオペレッタ、それも、有名な「チャールダッシュの女王」以外のあまり上演機会のない演目を上演するのはガレリア座お家芸の一つで、「モンマルトルのすみれ」「シカゴ大公令嬢」といった珍しい演目の日本初演を手掛けてきました。今回の「サーカスの女王」も、日本初演ではないものの、ほとんど上演機会のない珍しい演目。物語をご一読いただいてもお分かりの通り、ミレッカーの「乞食学生」と「チャールダッシュの女王」を足して二で割ったようなお話ですが、カールマンらしい美しい旋律、少しロシアの味付けを加えたエキゾチシズム、オペレッタらしいダンスナンバーなど、一度聴いたら忘れられない名曲だらけの傑作です。物語も、ハンガリーユダヤ人というアイデンティティを持つカールマンらしい、国境も身分も立場も超えた男女の愛を語って、現代にも通じるグローバリズムとダイバシティを感じさせる普遍的な物語。楽しめること請け合いの演目となっています。

北は、合唱の一員として歌い踊るだけでなく、物語の大団円となる第三幕の狂言回し的な役柄となる語り役を演じます。歌だけでなく、役者としてお客様に楽しんでいただくべく、台本にどれだけプラスアルファを加えられるか、自分なりに試行錯誤を続けております。

例によってチケットが沢山ございますので、ご希望の方は直接北までご連絡ください!よろしくお願いいたします!