GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

大津出演のコンサート「ARIAになったBEATLES」が近づいて参りました!

11月に雪が降るなど、急に冬めいて参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

寒い季節というのは何故か演奏会シーズンでもあり、とにかく歌い手にとっては健康管理含め過酷な季節です。GAG団員の二人も、ご多分に漏れず、色々な演奏会のお手伝いや出演が重なっております。今日はそのうち、12月23日(金・祝)という、クリスマス・イブ・イブに開催される、大津出演の演奏会のご紹介です。

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この演奏会を企画された柴田智子さんが、20年前に東芝EMIからリリースした、「LET IT BE」というCD。ビートルズの名曲を、ある曲はヘンデル風に、ある曲は超絶コロラトゥーラで、とオペラアリア風に編曲し、オーケストラ伴奏で録音されたCDは、ビートルズがスタンダードナンバーとなり、様々な歌手がカバーしたり独自の解釈でアレンジを加えていったりするアプローチの先駆けともいえます。その先進性ゆえに、しばらくお蔵入りになっていたこのアレンジを、様々な歌い手に再び歌ってほしい、という柴田さんの想いが、今回の演奏会の開催につながりました。

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歌い手の個性を前面に押し出したい、という柴田さんの想いをそのまま表現した素敵なフライヤー。大津は、イエスタディ、エレノア・リグビー、そして、リバプール・オラトリオの中の1曲などを歌います。ニューヨークの街角の情景を切り取ったようなポール・マッカートニーの先鋭的な歌詞(ボブ・ディランの次はマッカートニーか?)と耳慣れたメロディーが、ソプラノ歌手たちの歌声でどんなふうに色彩を変えるのか。なかなか聞くことのできない貴重な機会と思います。残券僅少。ご興味のある方はお早めに下記までご連絡を!

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