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GAG(Galleria Actors Guild)は、アマチュアオペラ制作集団「ガレリア座」で知り合った大津佐知子と北教之が、1996年に結成した劇団です。二人芝居を中心とした少人数の演劇・朗読劇などを不定期に上演し続け、2013年には第十回公演を開催しました。演劇だけでなく、歌曲なども交えたお茶会などを今後も発表し続けていきます。

たまには北の活動を~2つの音楽コンクールに挑戦しました!~

10月もそろそろ終わりというのに、なかなか秋らしい天候になりませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 

さて、このGAGブログでは、最近、プロのソプラノ歌手である大津の舞台活動の報告が中心になり、もう一人の団員、北の活動がほとんど報告されておらず、GAGブログといいながら、ほぼ、大津佐知子の舞台ブログになっておりました。今回は珍しく、北の最近の舞台活動にフォーカスして報告いたします。 

なんで最近黙ってたの、と言えば、北はアマチュア舞台人なので、活動自体が少ない、というのもあるんですが、もっと大きな理由が、実は、音楽コンクールに2つ挑戦していて、このブログでレポートできるような結果が得られなかったらどうしよう、とブルっていた、という小心者の北らしい理由でして、一応、これならレポートしてもいいんじゃないかな、という結果をいただくことができ、やっと掲載する次第。

  

 まずは、9月19日、文京シビックホールで開催された、合唱コンクール東京都大会に、所属している合唱団麗鳴の団員として参加。強豪居並ぶ全国屈指の高レベルな東京都大会の中で、銅賞に入賞することができました。

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歌ったのは、課題曲が、市原俊明作曲、北原白秋作詞「角を吹け」、自由曲が、千原英喜作曲、五木寛之作詞「心が愛にふるえるとき」より、「追憶」。楽譜を購入した上で、自分用のコピー譜を作ってこれに書き込みをするのが北のスタイル。何度も同じ指摘をされても治らない歌い癖が確認できて、自分でも嫌になったりする。

 「心が愛にふるえるとき」は、3月の麗鳴の定期演奏会でメイン曲として演奏した曲。五木寛之の終生のテーマともいえる、日本海を隔てて、大陸と日本の間に引き裂かれる人の絆と、引き裂かれてもなお求め続ける無念と慟哭の情のこもった歌詞。その歌詞に、歌謡曲を思わせる現代的なリズムや、ユーラシア大陸の広がりをも内包したアジアの彩りをスパイスに加えながら、千原先生らしい厚みのある美しい和音で平易に書かれた楽曲。演奏会の後も、「この曲をもっと突き詰めて歌ってみたい」という団員の声が大きく、コンクールの自由曲で歌うことになりました。

 正直、日本の合唱界をリードする強豪団体が居並ぶ東京都大会で、上位入賞が狙えるような歌唱技術を持った団体でもなければ、そういう技術を駆使するような選曲でもなかった、と思うのですが、多分、団員のこの曲に対する愛着と歌い込んだ時間が、審査員の方々に好意を持って受け止めていただけて、それが銅賞という結果になったのかと思います。審査員の講評の中に、「コンクール、ということを忘れて聞き入ってしまった」という感想があり、歌唱技術の優劣をつける、というコンクールの枠組みを超えて、聞く人の心に届いたものがあったのかな、と思いました。「心が愛にふるえるとき」という楽曲は本当にいい曲なので、色んな団体が取り上げてくれるきっかけになるといいな、と思います。

 

そしてもう一つの音楽コンクールへの挑戦。10月22日に本選が開催された、第五回ウィーンオペレッタコンクールのアマチュア一般部門に出場、同部門1位をいただくことができました。

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いただいた賞状と、賞品のグムンドナーの花瓶。コンクールの事務局長、黒田晋也先生が、日本橋にしかない独占輸入代理店さんから買い付けてきたものだそうです。

普通の声楽コンクールと違い、オペレッタ、という素材に限定したコンクール。アマチュアにまで門戸を広げているとはいえ、受験者の数はそれほど多くない。主催者の方も、「日本でオペレッタを歌う人、というのは本当に少ないんです」と嘆いてらっしゃいました。この手のコンクールというのは、受験者からの受験料で運営されることが多いでしょうから、この受験者の数ではとても採算が合っているとはいえないんだろうな、と、失礼ながら思ったり。でも、「このコンクールを続けたいんです。だって、私はオペレッタが大好きなんですから!」と、主催者の方が熱く語っていらっしゃって、そういう情熱で支えられているコンクールなんだなぁ、と思いました。

熱いのは主催者の方々だけでなく、受験者の方々、とくにアマチュア部門の受験者は、みなさん、オペレッタに対する愛情やこだわりに溢れていて、その情熱にとにかく圧倒される。見事なドイツ語歌唱を聴かせる実力派はもちろん、65歳以上のシニア部門で、声は衰えていても、しっかりした音程と味わいのあるドイツ語で、しみじみとオペレッタの曲を歌われる方や、タキシードに白いマフラーとシルクハットで、そのままオペレッタの舞台から出てきたような出で立ちの方など、ウィーンオペレッタという文化への愛情をひしひしと感じました。

プロフェッショナル部門は、全員が女性の受験者だったのですが、普通のオペラではなくオペレッタを選ばれるだけあって、歌唱技術だけでなく、立ち居振る舞いも含めて美しい美女ぞろいで、どの方の歌も聞きごたえ、見応えがありました。オペレッタコンクールらしく、セリフの審査もあり、みなさん、難しい長台詞に挑戦されていました。

北は、と言えば、ガレリア座で長く関わってきたオペレッタへの愛情は人並み以上にあるものの、歌唱技術やドイツ語歌唱にそれほど自信があるわけでもなく、誇れるものは舞台経験の長さだけ。しかも、いわゆる定番のウィーンオペレッタの曲は、ほとんどがテノールまたはハイバリトンの曲で、北のようなバスバリトンが歌える歌自体少ない。こうなったら、俺はオペレッタに詳しいぞ、というアピールと、舞台経験をアピールするために、かなりマイナーな曲、自分が舞台で上演したことのある曲、あるいは、舞台上での演技表現で勝負できる曲を持っていこう、と決めて、以下の曲で臨みました。

  

予選:

オッフェンバックブラバントのジュブヌイーヴ」から、「ボレロ」(北自作の日本語訳詞)

・シュトルツ「荒れ野に咲く最後のばら」(三浦真弓訳詞)

 本選:

・ミレッカー「乞食学生」から、「オルレンドルフの登場の歌」(三浦真弓訳詞)

・ミッチー・リー「ラマンチャの男」から、「見果てぬ夢」(英語)

  

結果は、アマチュア部門一位という、過分なご評価をいただいたんですが、歌唱技術だけでなく、感情表現などの舞台表現全般が評価されたようで、いただいた審査員のご講評の中にも、「舞台慣れしている」「感情が見える」といったお言葉をいただきました。これまで積み重ねてきた経験が活きたかな、という感じです。

このコンクール、アマチュアにも門戸を開いているし、単なる歌唱技術だけで評価されるのではない、総合力が問われるということもあって、オペレッタが好きな方が挑戦するにはとてもハードルの低いコンクールだと思います。実際、プロフェッショナル部門の受験者の中には、他の大きなコンクールに挑戦する前に、コンクールの雰囲気を体験するために受験している方も結構いらっしゃったようです。

 

コンクールの入賞者を集めての演奏会は、1月に予定されておりますので、またこのブログでご案内していきたいと思います。何卒よろしくお願いいたします!

11月12日 万年筆女子会コンサート Vol.1のお知らせ!

まだ残暑厳しい中、街のあちこちでキンモクセイの香りが漂い始めました。皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は、11月12日(土)、渋谷のラトリエで開催される、大津出演の演奏会、「万年筆女子会コンサート Vol.1 『恋と哲学、ときどき妖精』」のご案内です!

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ちらしの写真、5本の手はそれぞれ5人の出演者、そして手にしているのは、それぞれのお気に入りの万年筆。どれが誰の手で、どこのメーカーの万年筆を持っているか・・・?答えはこの記事の最後に。

 

このコンサート、発足の経緯がとにかく面白い。東京室内歌劇場が仙川で開催した、「子供と魔法」に出演していた歌い手さんたちが、「万年筆が好きでね~」「私も~」と言い始め、お互いの持っている万年筆を見せ合いっこする会が始まり、その様子を見ていた某コロラトゥーラ歌手の旦那様が、「君たちで演奏会とかやると面白そうだよね」と呟き、大津が、「私、没後400年のシェイクスピアに絡めてやりたい、なかにしあかね先生の曲があるんです」と言い始め、「万年筆といえば、シェイクスピアだけじゃなくて、文豪つながりでゲーテ、というのもありだよねー」某メゾ歌手がつぶやき・・・という感じで実現することになった企画。

好きなものが万年筆・・・という共通項があるものの、よくもこんなに違う歌い手が集まったね、と思うほど、5人それぞれに個性が違います。正確無比なコロラトゥーラ技術が圧倒的な末吉さん、舞台に立っただけでゴージャス感が漂い、透明感があってシュアな歌声が素晴らしい中島さん、安定したドイツ語歌唱と存在感と厚みのある声が魅力の橋本さん、様々なキャラクターを演じ分けながら温もりと豊饒さを失わないメゾの田辺さん、そして、リスからヴィオレッタまでなんでもこなす変幻自在のキャラと、安定した英語歌唱が武器の大津。複数の歌い手さんたちが集う演奏会って他にもたくさんあるだろうけど、どこかキャラがかぶってしまったり、なんとなく似通った雰囲気の歌い手さんが次々出てくるような演奏会も多い中で、今回は間違いなく、人間の声の多様さと表現の幅に驚く演奏会になると思います。

そして、万年筆、というアイテムにこだわる「マニア」さんたちらしく、自分の歌唱技術にこだわりも確かなもの。大津が言うには、「歌や音楽に対して、どこにこだわるか、というポイントがすごく共通している気がする」そうです。お互いの個性に対するリスペクトと、音楽や歌唱に対するこだわりがぶつかりあう、緊張感あふれる演奏会になること請け合い。

そして、こんな個性的なメンバーを支えるピアノは、これまた先日の「シャンソン・フランセーズ」で疾走感あふれるピアノを聞かせてくださった、田中知子さん。演奏会の企画を進めるきっかけとなった、なかにしあかね先生の「シェイクスピアの妖精たち~夏の夜の夢~」は、シェイクスピア生誕450年にあたる2014年に、なかにし先生のご夫君であり、英国歌曲の第一人者である辻裕久さんが初演した作品。これを没後400年である2016年に再び全曲演奏する、ということで、なかにしあかね先生と辻先生の公式ホームページにも取り上げていただきました。

こちらです↓

www.soundinternationaljapan.com

色んな意味で聞きごたえ、見ごたえたっぷりのこの演奏会、まだまだ残券多数、とのことで、お時間とご興味のある方はぜひぜひご来場ください!チケットのご用命は、いつもの通り、下記まで!

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はい、そして、冒頭の、万年筆とてのひらの答も掲載されたチラシの裏面は、こちらでーす!

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9月の大津出演舞台のご報告

台風襲来が続いておりますが、皆様大過なくお過ごしでしょうか。嵐の襲来にもめげず、GAG団員の2名はそれぞれの舞台活動にいそしんでおります。9月は特に2名とも本番舞台が多いのですが、その中で、無事に終了いたしました大津出演の2つの舞台について、まずはご報告したいと思います。

まずは、9月11日(日)、練馬文化センターで開催された、ガレリア座 第28回公演。カールマン作曲「マリツァ伯爵令嬢」。

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一幕ラスト

 

ガレリア座の主宰である八木原良貴氏は、日本でも指折りのオペレッタ研究家であり、オペレッタ楽譜の蒐集家でもあります。その豊富なライブラリーから、知られざる名曲を紹介する新宿オペレッタ劇場の主宰者でもある八木原氏。そうなると、彼のホームグラウンドであるガレリア座が、オペレッタを得意としているのも当然のこと。これまでも、オッフェンバックの「美しきエレーヌ」、ヨハンシュトラウスの「ベニスの一夜」など、あまり日本で上演される機会のない作品や、ミレッカーの「乞食学生」、ヨハンシュトラウスの「王子メトゥザレム」などの日本初演、あるいは世界でも滅多に上演されない作品にも挑戦してきました。

中でも、カールマン作品は、ガレリア座の十八番の一つ。それも、カールマン作品の中では最も有名な「チャールダッシュの女王」には手を出さず、共に日本初演となる、「モンマルトルのすみれ」「シカゴ大公令嬢」を上演。大津はその両作品でプリマを演じてきました。そういう意味では、大津にとっても、カールマン作品はとても大事なレパートリーの一つになっています。(ガレリア座の公演にいらっしゃるお客様の中には、未だに大津のことを「すみれちゃん」と呼ぶお客様もいたりして)

 さて、今回上演された「マリツァ伯爵令嬢」。実は今を遡ること20年前、1996年に、ガレリア座第五回公演として上演した作品。この舞台で、大津は、主人公タシロの妹であるリーザを、そして北は、そのリーザと恋に落ちるジュパン男爵を演じました。今回はその再演となりますが、20年前の小さな舞台とは比べ物にならない、スケールの大きな舞台となりました。

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20年前はこんな舞台でした汗。ちなみに右が大津、左は北です。現在と見比べないこと。大津の後ろの謎の絵画は、北が自分でデザインして描いたもの。

 

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 今回はこんなの。マリツァのおうちが立派です。ちなみに、マリツァのおうちの前でくつろいでいるのは、子役のお嬢さん。

 

最近でこそ、「チャールダッシュの女王」に次いで日本での上演機会も多い「マリツァ伯爵令嬢」ですが、20年前は知る人ぞ知るカールマンの隠れた名作、と言われていました。カールマンの音楽はその時代背景を映して、異文化衝突、というのを一つの大きなテーマにしているのですが、「マリツァ伯爵令嬢」の中では、三人のソリストが3つの音楽潮流を明確に代表しています。アメリカ音楽にかぶれた洒落男のジュパン、ウィーンの粋を象徴するウィンナワルツを歌うタシロ、そして、ハンガリーの土と熱い血をたぎらせるマリツァ。この3つの音楽はそのままカールマン音楽のクロスオーバー的な魅力の源泉でもあり、「マリツァ伯爵令嬢」 がカールマンの代表作の一つ、と言われる所以でもあります。

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大津は、ハンガリーの土の熱さと誇り高さを併せ持つマリツァ伯爵令嬢を情熱的に演じました。役柄と、マリツァの邸宅での物語という設定もあり、今回はとにかく衣装替えがたくさんありましたので、いくつかご紹介しておきましょう。

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 赤いドレス。パーティの場面で。

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民族衣装風

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普段着。飼い犬は「ベス」という名前です。

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お部屋着。終幕のカギを握るボツェーナ侯爵夫人役の中江さんと共に。

 

オペレッタらしい華やかさと、ウィンナオペレッタの黄昏を濃厚に感じさせる哀愁。ガレリア座得意のウィンナオペレッタに、お客様から沢山の温かい拍手をいただくことができました。

 

さて、次にご紹介するのは、9月19日(火)、台風襲来する中、渋谷の伝承ホールで開催された、東京室内歌劇場公演「シャンソン・フランセーズ」。

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お洒落なチラシですねぇ。

 

今回大津が挑戦したのは、コクトー作詞、 ミヨー作曲「キャラメル・ムー」。コクトーの倒錯的かつナンセンスな歌詞にミヨーが実にコケットなメロディをつけた、なんとも不可思議な味わいのある曲。今回の公演のプロデューサーであり、ピアニストである田中知子さんが、「大津さんにぴったり」とあてがってくださいましたが、癖の強い曲に負けない歌い手のキャラクターと、相当の歌唱技術が噛み合わないと歌えない曲で、大津も相当難儀しておりました。自分で考えた振り付けもしっくり決まって、お客様の受けもかなりよかったようです。

「キャラメル・ムー」というタイトルを聞いた時に真っ先に浮かんだのが、細野晴臣さんの「キャラメル・ママ」だったんだけど、参考映像ということで田中さんが貸してくださったのが、コシミハルさんの「キャラメル・ムー」のパフォーマンスで、これが細野晴臣ファミリーの集う音楽番組の中の1コーナーでした。ひょっとして「キャラメル・ママ」って、この曲から来たんですかね?拝見した映像は、コシミハルさんらしいぶっ飛んだパフォーマンスだったんですが、対抗する、というわけじゃないけど、プロデューサーさんと大津が用意した衣装がこちら。

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きゃりーぱみゅぱみゅですかね。

 

シャンソンのスタンダードナンバー、コミックソング、そして「キャラメル・ムー」のような個性的な曲も交えてのこの演奏会。テーマとなった「愛しかない時」は、つい先日パリを襲った同時多発テロの際、パリの至る所で歌われた歌なのだそうです。フランス革命普仏戦争第一次大戦、第二次大戦、そしてテロ、と、無数の市民の血が染み込んでいるパリという街。そこに生まれたシャンソンが、無慈悲な死や別れを常に意識しながら、それでも刹那の愛を歌い続けてきた、その積み重ねた歳月の重みを感じさせる、感動的な演奏会でした。えびさわなおき。さんが弾くアコーディオンが実にパリっぽい。アコーディオンって、本当にヨーロッパの香りのする楽器ですねぇ。

 

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ふたりの天使をデュエットしてくださった中島佳代子さんと。

 

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プロデューサー兼ピアニストの田中知子さんを、橋本美香さんと大津のコスプレで挟んで。田中さんが登場した時はユジャ・ワンかと思いました。衣装だけじゃなくピアノも色気たっぷりで悩殺。

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 出演者の全員写真。人間味あふれる低音が魅力の田辺いづみさん、芸達者の男声陣、見事なフランスの風を届けてくれた女声陣、お洒落なのに生々しく、涙のあとに笑いがあり、そして何より、愛のある。とても素敵な演奏会でした。

 

また一つ、素敵な舞台が終わり、そしてまた、次に向かって進んでいきます。今後も活動報告してまいります!お楽しみに~。

大津出演舞台「シンデレラ」のご報告と今後の活動予定

GAG本公演のご報告から、ずいぶんご無沙汰してしまいました。地球の反対側でサンバが盛り上がったり、台風が次々と来襲したり、マリオが安倍首相になったり、色々と盛りだくさんなこの夏、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、ご無沙汰しておりますうちに、GAG団員の大津佐知子の舞台が一つ、無事に終了。そして、先般ご案内いたしました、9月の2つの本番に向けて、いよいよ稽古も盛り上がってきたところです。今日は終演いたしました「シンデレラ」の舞台の報告を中心に、今後の活動予定をざっとご紹介させていただきます。

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王子様役の佐藤圭さんとの二重唱。

渋谷エレクトーンシティで開催された、東京シティオペラ協会公演「シンデレラ」。赤塚博美さんの色彩豊かなエレクトーン伴奏と、金子渚さんのエッジの効いたクラビノーバ、そして、全体を端正にまとめた横山奏さんの指揮と、マスネの音楽の魅力をストレスなく楽しめる素晴らしい伴奏陣に支えられ、大津はタイトルロールの「シンデレラ」を演じました。

よく知られた「シンデレラ」の物語ですが、マスネの音楽は単なるおとぎ話にとどまらず、苦しい現実の中でも、希望を捨てず、夢見る心を忘れないシンデレラの強い意志を陰影深く描きます。愛に餓えた王子の苦悩など、主人公二人の心の内面を深く描きながら、継母とシンデレラの実父のいさかいなどのコミカルなシーンは徹底的にコミカルに。シンプルで分かりやすい日本語訳詞の力も相まって、お子様にも楽しめる充実感あふれる舞台となりました。

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お姫様バージョン。

9月のオペレッタ公演で共演する子役のお嬢様がお母様と見に来てくださって、先日、大津にこんなイラストをプレゼントしてくれたそうです。

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お姫様バージョンの大津シンデレラのイラスト。

「わたしもいつかさちこさんみたいになりたいです」と書いてくれた小さなファンからのファンレターに大津感涙。これからの活動の励みになる、素敵な公演になりました。

さて、2016年の大津の活動予定は、下記のようになっております。お問い合わせなどは、下記のGAGの連絡先まで。

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・9月11日(日)14時~ 於 練馬文化センター大ホール

カールマン作曲「マリツァ伯爵令嬢」(ガレリア座 第28回公演):タイトルロール マリツァ伯爵令嬢

 

・9月20日(火)19時~ 於 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール

シャンソン・フランセーズ(東京室内歌劇場コンサート)

 

・11月12日(土)13時30分~ 於 渋谷ラトリエ

「恋と哲学、ときどき妖精」~シェイクスピアゲーテに寄せて~(万年筆女子会コンサートVol.1)

 

・12月23日(祝) 於 自由が丘オペラハウス

オペラになったビートルズ

 

GAG本公演、無事終了いたしました!

一か月以上ご無沙汰してしまいました。いよいよ夏本番、という感じの暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?

さて、このブログでも告知しておりました、GAG第12回公演「星めぐりの旅」、7月3日に渋谷のラトリエにて無事終了いたしました!

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会場でお客様をお迎えする際に投影したスライド

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おかげさまで、客席は満席となりました。

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第一部、「南の島のティオ」朗読のリハーサル中画像。朗読に合わせて投影される長谷部さんのイラストが、物語を色彩豊かに彩ります。

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すっかりおなじみになった第二部「てっこさんのおもてなし」。美味にしてヘルシーな総ベジタリアン料理。

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目にも楽しいお料理の数々です!

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過去の「南の島のティオ」のイラストブックも製作、展示しました。

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そして第三部は、歌姫3人+北によるコンサート。スライドをバックに、小澤佳奈さんの素敵なピアノ伴奏で。これはリハーサルの時の写真。

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第三部の出演者全員で。

 

酷暑にも関わらずご来場くださったお客様と、最後にはみんなで「たなばたさま」の歌を合唱。「数十年ぶりに『たなばたさま』を歌ったわ」と、満足げに笑顔でお帰りになったお客様もいらっしゃいました。温かいお客様の笑顔と、気の合った共演者のみなさん、大津の演出、長谷部さんのイラスト、てっこさんのお料理、受付を手伝ってくれた娘とそのご友人、そしてなにより、渋谷ラトリエのスタッフさんの、発表者の側に寄り添った心地よいサポートのおかげで、本当に気持ち良い時間を過ごすことができました。自分のパフォーマンスには、まだまだ不満もたくさんあるんですが、これだからやめられないんだよねー。

と言い続けて、実はGAG公演、第一回公演が1996年。今回の公演で20周年となりました。20年前、大津と北の二人の朗読芝居からスタートしたこの活動。これからもやりたいことはまだまだたくさん。30年目に向けてさらにさらに前進してまいります。ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました!またお会いできる日を楽しみに、今後とも、GAGをよろしくお願いいたします!

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ティオ君。まだしばらくお付き合いくださいね。

大津出演舞台のご案内&GAG公演、残席わずかです!

関東地方も梅雨入りし、どんよりした曇り空が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日は、この7月から9月にかけての大津の出演舞台の周知&宣伝でございます。

まずは、この7月末。まもなく閉館される渋谷エレクトーンシティでのオペラ公演、「シンデレラ」から。

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大津得意のフランス音楽、ということもあり、マスネの音楽が大津の肌にはしっくりくるらしく、やればやるほど作品への愛着が深まっているようです。大津は、31日(日)のタイトルロール、シンデレラを演じます。色彩豊かな赤塚博美さんのエレクトーン伴奏、ドラマティックなピアノを聞かせてくださる金子渚さんのピアノ伴奏も楽しみです!

 

続いては、9月11日(日)練馬文化センターで上演されます、ガレリア座オペレッタ公演、カールマン作曲「マリツァ伯爵令嬢」。

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「マリツァ伯爵令嬢」を、ガレリア座が上演したのは、今からちょうど20年前、1996年。その時大津は、主人公タシロの妹、リーザを演じ、北はリーザの恋人役のジュパンを演じました。その縁で、GAGが誕生した、という、GAGにとっても大変ゆかりの深い演目。今回、大津は、タイトルロールのマリツァ伯爵令嬢を演じます。歌唱的にも大きな役ですが、恋心に揺れる屈折した心理表現と、何より激しいチャールダッシュのダンスが求められる役柄。練習の翌日・翌々日あたりになるとふくらはぎや太ももを襲う筋肉痛に悩まされながらも、懐かしい音楽に浸る幸福感を楽しんでおります。

そして、最後は、9月20日(火)に、渋谷の伝承ホールで上演される、シャンソン・フランセーズ。

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大津にあてがわれた曲、というのが、実に大津のハートの真ん中を打ち抜く曲で、自分から見つけてくるレパートリーというのも大事だけれど、他の人が、「この曲は大津さんに合っていると思う」と持ってきてくれて、それが本当に自分にとってしっくりきて、これからずっと長くレパートリーとして付き合うことのできる曲だった時の「出会い」感覚、というのも、とても幸せな感覚だと思います。そういうまたとない出会いを楽しめる演奏会になりそう、と、今からワクワクしている日々です。

 

先日周知しました7月3日のGAG本公演も、残席わずか、残り10席を切りました!もしご来場を予定されている方がいらっしゃいましたら、なるべく早めにご連絡いただければと思います。今後ともGAG団員の活動をサポートいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

お久しぶりのGAG本公演ご案内!

大変大変お待たせいたしました!

久しぶりのGAG本公演、第十二回公演のちらしが完成いたしました!

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今回は、GAGでずっとシリーズとして上演しております、「南の島のティオ」朗読パフォーマンスと、北が主宰しておりますSingspielersのサロンコンサートのカップリング。季節にふさわしく、星のきらめく物語や歌曲の数々をお届けします。題して、「星めぐりの旅」。

前半の朗読パフォーマンスでは、前回の朗読パフォーマンスにも登場したカマイ婆が大活躍する、「星が透けて見える大きな身体」。

そして第三部は、やはり星にちなんだ歌曲を、Singspielersの面々でお届けいたします。

おなじみとなりました、ヴィーガン理研究家のてっこさんによるおもてなしを間にはさみ、耳も目も舌も満足いただけるよう、出演者一同頑張りたいと思います。開演時間は13時と少し早目ですので、お昼は軽めに済ませてお越しください!

お茶券(2000円)を事前にご購入いただいたお客様、先着50名様限定となります。早いもの勝ちですよ!

会場は、前回11回公演を開催した渋谷のラトリエ。改装されて少し広くなった会場で、再びみなさんとお会いできるのを楽しみにしております!

お茶券ご購入のご連絡は、下記まで!

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